暗号化の原理、やっと理解できました。
私たちが普段安心してネットで買い物ができる訳
最近では当たり前になったネットショッピング。amazonや楽天などたくさんの企業がネットショッピング事業を展開しています。
カードを使って買い物をされている方もいると思いますが私たちが安心してサービスを利用できるのは企業と顧客を結ぶ通信が第三者から見られないように暗号化されているからなんですね。
今日の記事ではこの「暗号化」について軽く書いていこうと思います。
暗号化とは
我々がやりとりする情報はパソコンが理解できるように全て数字の並びとして表されます。このことはあまり詳しくない人でも知っているかと思います。
例えば私の名前がパソコン上では
(01110)
と表されるとしましょう。
暗号化は鍵と呼ばれる別の数字の並びを用意し、これと情報を表す数字の並びを足し合わせる操作を指します。
用意した鍵が
(00011)
だとすると、
暗号化された情報=(01110)+(00011)=(01101)
となります。足し算の規則は
0+0=0
0+1=1
1+1=0
0-1=1
です。通信の際は下線部の数字の並びが送信相手に送られます。
送られた相手はこれを暗号化する前の情報に戻す必要があります。これは暗号化の手順と逆のことをすればいいので鍵を表す数字の並びを引いてやると
(01110)=(01101)-(00011)
このように欲しかった情報を得ることが出来ます。
これが暗号化の一連の流れになります。ここで感のいい人は気付いたかもしれませんが情報を安全に送るためには鍵の情報を送信相手に第三者に知られることなく伝える必要があります。
これは二つのやり方があります。それは次の記事で紹介したいと思います。