人生の楽しみとは
人生が嫌になる瞬間。今がまさにその時だ。
趣味に明け暮れ、何不自由なく暮らしている毎日。
なぜだろう。突然前が見えなくなった。
この現象が起こるようになったのは大学2年生の後期だったように覚えている。
それまで必死に働いて稼いだお金は大切に使う。もしくはとっておく。それが自分のポリシーだった。ところが、大学2年の後期を境にその気持ちはどこかへ消えてしまう。
欲しいものを買った。やりたいことにお金を投じた。だけど、満たされない。欲しいものは自分のものになれば興味がなくなる。やりたいことは、ここで言えるほど大したことのないくだらないことだ。使ってもまったく満足しない。それどころか、罪悪感だけがふつふつと湧いてきた。
自分を育ててくれた親、大変な時もいつもどこかで支えになってくれていた親戚の子やおじいちゃん、おばあちゃん。
その人たちに申し訳ない気持ちになった。
やめよう。こんな時間やお金の使い方。何度も思った。でも、やめられない。
一度カウンセラーに相談したこともあった。
なんとなく心が晴れた気がしたけどそれも3ヶ月しか持たなかった。
世の中を上手く生きよう、上手く振る舞おう振る舞おうと思えば思うほどヘマをした。
原因はなんとなく分かる。自分には経験やそれによる積み重ねが足りないのだ。
足りない足りない、足りない足りない。こんな負の連鎖を繰り返し繰り返し行い気づけばもう22歳だ。後戻りはできない。だけどどうすればいいか。
頭がない→勉強すればいいのか。
覚えが悪い→トレーニングで良くなるらしいが果たしてどうか。
自分が誓いを破らぬようここで宣言をする必要がありそうだ。
今後お金の無駄遣いはしない。(80万円)
自慰は週一回としよう。
快楽を求めすぎず、もっと知性的に生きたい。そう思った。